【2023年度最新】看護師転職エージェントは利用するべき？メリット・デメリットを紹介。

　看護師転職サイトを利用して転職しようと考えている方もいるのではないでしょうか。ですが、転職サイトはあまり良くないとの噂もあり、心配ですよね。
　そこで、今回は看護師転職サイトのメリット・デメリットについて調べました。また、それを踏まえて転職サイトを利用した方が良い人について知ることが出来ます。

看護師転職エージェントとは？

看護師転職サイトは、病院など看護師の人材を求めている企業に対して、転職を希望している看護師を紹介、就職してもらう事で企業側から報酬をもらう仕組みで成り立っています。そのため、看護師側からは一切お金を取らないため、無料で利用する事が出来ます。

看護師転職エージェントのメリット・デメリット

看護師転職エージェントを利用するメリット

自分の希望条件にあった勤務先を紹介してもらえる

　転職エージェントは病院の情報を多く取り扱っています。そのため、自身の希望に沿った病院を紹介してくれる可能性が高いです。自身で病院を探すとなると求人をみて資料を集めるなど、さまざまな手間がかかる所ですが、そのような手間を無料で解決してくれるのが、看護師転職サイトです。
　そのため、看護師転職サイトを利用する際にはこれだけは大切にしたい条件を自分の中で決めておくことをお勧めします。
例えば、「お金を稼ぎたいから残業が多少あっても良いから給料が良いところが良い。」「子供を育てているから残業がない職場が良い。」など自身のライフスタイルに合わせて希望の病院について考えておきましょう。

条件の良い非公開求人を紹介してくれる。

　非公開求人とは、企業のwebサイトやネット上で公開されていない求人の事を指し、転職エージェントでは、そういった非公開求人を扱っていることがあります。非公開求人の中には、好条件の物もあります。
どうして、非公開求人で人材を募集するのか。大きく2つの理由があります。
一つは、好条件の求人を公開すると応募が殺到し、人事部の対応が間に合わなくなるからです。そのような状況になることを防ぐために非公開求人を利用する事で、自社のニーズに合った人材を探すことが出来ます。また、求職側からしても公開求人と比較すると倍率も低くなるため、好条件の仕事に比較的簡単に就職する事が出来ます。
　二つ目は、急いで人員補充をしたい場合です。看護師の場合だと、妊娠による産休や育休などにより休みを取ったり、人員が辞めてしまった場合に時間やコストをできるだけかけずに看護師を雇いたい場合などに用いられることがあります。
急を要する場合に、公開求人を利用すると求人が反映されるまでに、1～2週間程時間がかかったり、応募数が多いと選考するのも時間がかかるため、転職サイトを利用し、信頼できる看護師を紹介してもらい、採用までの期間を短縮する事があるようです。
転職サイトだと、こういった非公開求人も取り扱っている事から、公開求人から探すよりも、自身にあった好条件の求人も見つけることが出来ると思います。

在職中の転職活動のサポートをしてくれる

　1人で転職活動をするとなると、日々の看護師の業務をこなしながら、自身の希望にあう求人を探し、履歴書や面接対策も自力で行う必要があります。
　そういった手間を軽減してくれるのが転職エージェントです。転職エージェントでは希望の条件を伝えると、その条件に合った病院を探してくれるため、求人探しの手間を省くことが出来ます。また、病院ごとに面接の傾向を知り尽くしている為、効率的に面接対策もしてくれます。その他にも、面接の日程調整や、雇用条件について病院側と交渉してくれます。そのため、日々の業務が忙しい方や子育てしている方も転職サイトを利用する事をお勧めします。

看護師転職エージェントを利用するデメリット

担当のアドバイザーからの連絡もしつこい場合がある

　担当についたアドバイザーから仕事中に頻繁に連絡が来たりする事で煩わしいと感じる方もいるようです。特に看護師の仕事形態は不規則であり、夜勤明けの寝ている時間帯に電話がかかってくるなどすると、面倒な気持ちになりますよね。そのため、あらかじめ連絡がとれる日時を先にこちらから指定しておくなどしておくといいと思います。

アドバイザーの専門性が低いことがある。

　担当のアドバイザーは看護師転職のプロですが、看護師業務については知識がない場合があります。そのため、細かい業務内容については把握していないこともあり、こちらの希望の条件がうまく伝わらず、的外れな転職先を紹介されたりすることもあるようです。
　また、アドバイザーとの相性もあるため、相性が合わないと感じるアドバイザーに当たった場合、変更してもらえないか確認してみると良いと思います。

希望と違う求人を紹介されることがある

担当者によっては、こちらが希望している求人とは全然違う就職先を提案してくることあります。そのため、紹介された求人は自分でも希望に沿っているか確認してみる必要があると思います。
これは、転職サイト側は病院に人材を紹介して、就職させないと報酬が出ない場合がほとんどであるため、希望に沿うような就職先ではなくても、とりあえず紹介する担当者もいるためです。
あまりにも、希望に合わない求人ばかり紹介してくる場合は、担当者の変更をお願いしてみましょう。

転職サイトを使わない方が良い人

国公立病院に就職を希望している人

国公立病院の求人は転職サイトにも掲載されていますが、ほとんどが臨時職員としての採用であることが多く、採用期間が定められている場合が多いです。
そのため、正職員を目指しているのであれば、直接応募して、採用試験の試験対策をしていく必要があります。

就職先の病院が決まっていて、面接練習が不要の場合。

就職先の病院が決まっている場合、直接応募して面接を受けたほうが受かる可能性が高いです。
なぜなら、直接応募の場合、転職サイトに報酬としてお金を支払う必要がなく、病院側としては最小限の費用で人材を確保する事ができるからです。
しかし、どうしても面接に自信がないという場合は、転職エージェントを利用する事を検討しても良いかもしれません。転職エージェントでは、これまでの面接での傾向も踏まえて面接練習もしてくれるため、自信を持って面接に臨むことが出来ると思います。

人から紹介されたものを断ることが苦手な方

転職サイトは病院に人材を紹介して、就職してもらわないと報酬がもらえないため、様々な病院を紹介されると思います。そこで、本当は条件に不満があるけど、紹介してもらっているからと、なんとなく断れずに就職してしまうと、就職後に後悔してしまう事になる可能性が高いです。
そのため、人から紹介されたことものを断ることが苦手な方は転職サイトを利用する事を辞めたほうが良いです。
しかし、転職サイトは無料で利用できて有益な情報もたくさんあるので、自分が断りずらい性格だと自覚している方は、自分が納得できる内容でない就職しないと心に決めて、家族や友人に相談しながら利用してみても良いと思います。

まとめ

今回の記事では、転職エージェントのメリット、デメリットについて紹介しました。
転職エージェントを利用しようか悩んでいる方はこの記事が少しでも役に立つとうれしいです。